久々横須賀 (18/4/2022)

 土曜日は、サークルの新勧活動として横須賀にお出かけをしました。自分は輪行補助員ということで駅にて一年生の乗る自転車を手早くバラして組み立てるということのタスクがあるほかは、単に同じ担当の三年男子三人と一緒に観光をしていただけでした。

 自分がサークル活動用ないし日常使い用に所有しているのはグラベルロードである、KonaのST DLという車種になります。この自転車はコンポがSLAMのRIVAL(Shimanoの105相当)のフロントシングルという点を除けば他のグラベルと共通点が多く、スルーアクスルが採用されています。基本的にこの自転車のみしか輪行をしたことがない、つまりはより一般的なクイックリリースやリムブレーキを搭載している自転車の輪行経験が自分にはありませんでした。

 この日初めて、それらの自転車を輪行してみたのですが感想としては思ってたんと違う、です。まあこれだと今までの思い込みとどう違ったのかわからないので以下違いを説明しようと思います。

  1. リムブレーキは輪行向き不向きがある
  2. クイックリリースはそんなに簡単に扱えるものではない
  3. なぜか所々仕様が本来のものとは違う自転車が潜んでいる

 まずは、1についてです。リムブレーキについて今まで全てのものが、ブレーキアーム(?)付近にある小さなレバーを回せばシューの間隔が広がりホイールを外せるものだとてっきり思い込んでいました。しかしながら、貸し出した自転車においてマジョリティであったのはワイヤーについている金具をブレーキアームにつく金具にある穴から外すという方法のものでした。これが案外難しくまた輪行解除の時にしっかりとはまっていないとブレーキが効かないという恐ろしい事案を引き起こしかねないものでした。正直、輪行するなら機械式(油圧式はブレーキが楽ではあるのですが輪行時にスペーサー必須の関係でなし)ディスクブレーキ一択だなと感じてしまいました。

 次に2についてです。自分はスルーアクスルで、しかも六角レンチを必要とするタイプなのでいつもレバーがついているスルーアクスルは、ホイールから引き抜く必要もないことからより輪行に向いていると考えていました。そんでもって、実際は違いました。笑 スルーアクスルにおいて一番気を付けないといけないのはエンドにアクスルの軸がしっかり、正しい位置にはまるようにすることです。これがなされないと、ブレーキシューにリムが触れたり、最悪走行中に脱輪が発生しかねません。その点スルーアクスルは確実に正しい位置にホイールが固定されるため安全です。また、エンド金具についているスルーアクスルについてはナットを外す必要があります。その際にタケノコバネという中々珍しい(と自分は思っておりますが)バネが外れる状態にいます。これが簡単になくなりやすく、貸し出した自転車の中にもたくさんこのバネがいないものが多くいました。(エンド金具器具のみならず、ホイールにつくバネについてもです。) 早いとこ、スルーアクスルにしましょう。

 最後に3についてです。正直、なぜそうなるみたいな自転車が数台いました。例えばチューブのバルブが仏式ではなく米式であったり、フレームはスルーアクスルなのになぜか後輪だけナットでホイールが固定されていたりした自転車がいました。後者の装備()がついていたクロスバイクについては、恐らくブレーキシューの厚みが本来のものよりあるものに交換したからだと推測しましたがブレーキを緩めてもホイールが外れず、仕方なくワイヤーを固定しているナットを緩めて対応しました。こうすると必然的にブレーキバランスも崩れやすく輪行にえらい時間をかけた主要因でした。このような自転車は、安全面の観点からも貸し出さない方が賢明ですね。

 結局これらを総括すると、スルーアクスル装備、機械式ディスクブレーキ装備の自転車に乗りましょうという感想になります。つまりは自分の自転車のセールス、、??機械式のディスクに関しては、ブレーキは油圧式のそれと比較して楽にはならないのですが、先の様な輪行の時にトラブルが生じにくいこと、また雨などによる制動力への影響が小さいことを踏まえるとリムブレーキに対するメリットは俄然大きいと思います。一応、油圧式ディスクブレーキ装備のロードバイクも所有しているので実体験に基づく比較になります。

 ああだこうだ愚痴をもらしましたが、一年生はたのしんでくれたようなので何よりです。

 それでは、

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